ゆるり、のんびり

暮らすように歩き、歩くように暮らす日々の記録

TA DAY29: バス停で野宿

目覚める。静かな波の音が聞こえる。

きれいな朝日を見ながら出発準備。

なんていい朝だろう。

 

今日の朝食はオートミール

今まではパンやミューズリーを食べていたけど、

Jくんがオートミールを食べているのを見て初めて買ってみた。

とてもおいしく、腹持ちがいい気がする。

結構いいかも!

 

 

すごい地層のみえる海岸線をずーっと歩く。

自然の造形はすごい。

 

少し前まで満潮だったのか、砂浜が湿っていて歩きやすい。

足元には様々な海藻が打ち上げられている。

 

 

しばらく歩くと町に出た。

家も人も多く、今までの町と違って都会的な雰囲気。

大都市オークランドが近づいている感じがする。

 

 

再び海岸へ。貝殻の破片がきらきらしている。

人々は海岸散歩を楽しんでいる。

すれ違うとみんな挨拶をしてくれる。

気軽に目を合わせて挨拶できるって素敵だな。

 

海で乗馬をしている人たちがいた。

これがニュージーランドの日常なのだろうか。

かっこいい。

 

 

海を後にし、住宅街を歩く。Silbverdaleという大きな街。

久しぶりの大型スーパーCountdownで食料を調達する。

初めて缶詰を買ってみた。シカはいらないと言うので自分用。

なかなか疲れが取れなかったり、

食べてはいるけどいつもお腹が空いている。

満足感を得たい。

今日の夕食からたんぱく源をプラスしてみることにした。

 

お昼はスーパー近くにあったお寿司屋さんのお弁当$8.5を食べ、

久々に日本を感じとても元気が出た。

(日本のお寿司とは全然違うものだけど。)

ニュージーランドは毎日楽しいけど、舌はふるさとの味を求めている。

オークランドに着いたら日本食レストランに行くことになった。

楽しみすぎる。

 

 

14時に今日宿泊する予定のB&Bに到着。

オーナーが不在だったので17時半まで待ったが、宿泊できないとのこと。

今日は13㎞で余裕だなと思っていたが、

まさかこんな時間から寝床探しをしないといけないことになるとは。。。

 

 

B&Bから2㎞歩いても私有地ばかりでキャンプできそうな所がない。

時間も遅いし、仕方がないのでバス停で野宿することにした。

まずはバス停のベンチで夕食を食べる。

初めてのツナ缶。これはこの先もずっと必要だ!!と強く思った。

オイリーな感じもたまらない。とても元気が出た。

あとは重さやかさばる問題を今後どうクリアしていくか。

 

この日のバスがもう来ないことを確認して寝袋を広げる。

車も時々通るし、なかなか寝付けない。

そして夜は結構冷える。

 

真っ暗になり少しうとうとしていると、

車から「Are you guys OK?」と優しい人が声をかけてくれた。

うちでテントを張ってもいいよと言ってくれたけど、

時間も遅かったし眠れそうだったので丁寧にお断りした。

断ってから、やっぱりお願いすればよかったかなと後悔したけど、

気がついたら眠っていた。

 

 

ニュージーランドのここまでの道のりは治安が良かったし、

野宿をして結果無事だったけれど、

もう少し歩いて探して安全なところで寝た方がよかったかな

と今は思っている。

待つばかりでなく早めの判断が必要だと勉強になった。

 

 

DAY29 Waiwera - Stillwaterへ向かう道のバス停  15km (554km/3000km) 

 

 

オートミール朝食の作り方↓

kamoshikahiking.hatenablog.com