ゆるり、のんびり

暮らすように歩き、歩くように暮らす日々の記録

TA DAY36: 違いから考える

起きて朝食をすませる。

今日はClevedonというすぐ近くの町で買い物ができる日。

 

 

準備をしてClevedonまで少し歩く。

地図やトレイルノートの情報では結構大きな町かと思っていたが、

こじんまりとしたかわいい町だった。

 

お店もコンビニサイズぐらいの小さなデイリーショップがあるだけだった。

こういうお店は大型店に比べれば少し割高で品ぞろえもいいとは言えない。

でもこの中から自分たちが持ち運び、食べられるものを選ぶ。

ここでしか買い物ができない自分たちにとって、

こういうお店はとてもありがたい存在なのだ。

 

数日分の食料とお菓子、トイレットペーパーを1ロール買う。

大型店だとトイレットペーパーを1ロールだけ買うことは難しいので、

こういう時に買っておく。

 

そういえば、とふと気がついた。

ニュージーランドに来てから自販機を見ていない。

日本だったら、こういう小さな町にお店は無くても必ず自販機はあるし、

町に出るまでの交通量が多くない道にも自販機があったりする。

それがニュージーランドには全然見当たらないのだった。

 

無かったら無いで、それなりの準備をすればいい。

日本にいるときは自販機やコンビニがどこかしらにあるので、

それをあてにして行動してしまっていたけど、

無いならあるときに買っておく。

それだけのことだった。

 

意外なところで自分の国との違いを発見。

自販機の総電力ってどのくらいになるんだろう…?

なんて、今まで考えもしなかったことを考える。

何度も自販機の飲み物に助けられてきた。

でもこれからはちょっと準備をするようにしてみよう。

そんなことを考えながら、デイリーで買ったお水を大切に飲むのであった。

 

町を出てから森の中の小道を歩く。

このあたりにHunua Fallsという滝があるらしい。

 

TAハイカーだけではなく、デイハイクを楽しんでいる人も多かった。

馬で小道を歩いている素敵な人もいた。

 

 

こんな歩きやすい道はこんなポーズを取りたくなる。

ダムが一望できる見晴らしのいい道も歩く。

 

足の痛みがなくなってきたので、

25㎞を越える日でもへっちゃらになってきた。

旅が始まり約1か月。

少しは体力もついてきたなと実感できて、ちょっと前向きな気持ちになる。

 

この日のキャンプ場はとてもきれいに整備されていた。

買い物をしたお店の人、食べ物を作ってくれる人、運んでくれる人、

キャンプ場を整備してくれる人。

他にもたくさんの、出会ったことのない人たちのおかげで

今日もこうして旅ができていることに感謝である。

 

DAY36 Clevedon手前の公園 - Repeater Camp Site 25㎞ (684km/3000km) 

 

 

前日の日記↓

 

kamoshikahiking.hatenablog.com