ゆるり、のんびり

暮らすように歩き、歩くように暮らす日々の記録

2023-01-01から1年間の記事一覧

TA DAY43: ちゃんと背負っておく

目覚める。 ここのバックパッカーはなんと朝食食べ放題。 大盛食べて、ハミルトンの街を出発。 平坦な街の中心部から坂道を上って郊外へ。 病院の大きな建物がいくつもある。 ルート上に大きなスーパーがあったので食料調達。 9日分の食料を背負うのは久しぶ…

鳥たちはミタ

いつも必ず誰かが見に来ます。 どんな話をしているのかな。 ニュージーランドの森は鳥たちの楽園みたいなところです。 鳥を主人公にしたマンガも描きたいなぁ。

TA DAY42: 今はインドカレー

朝、Sさんのお家を出発し、Jくんと3人で歩き出す。 通勤時間だからか車がたくさん走っている。 次の街ハミルトン(Hamilton)まで10キロほど。 ハミルトンでは食料だけ調達して先に進もうと計画した。 住宅街を抜け、川沿いの遊歩道を歩く。 しかし、しばら…

TA DAY41: 明るい森 茹でないブロッコリー

鳥たちが一斉に鳴きだした声で目が覚める。 まだ外は暗く、テントの中は何も見えない。 これから昇ってくる朝日を心待ちに皆それぞれの歌を歌っているのだろうか。 明るくなるまで鳥たちのコーラスを聴きながら眠りの余韻に浸る。 朝食はKauri Laneのオーナ…

TA DAY40: 名前を呼ぶと愛おしい 愛がある場所は心地よい

今日は21㎞歩き、今はKauri Laneという場所にいる。 今夜はここのお庭でキャンプさせてもらう。 この場所はとても美しく、何日でも滞在したい気持ちになる。 見晴らしの良いお庭。 オーナーさんの好きが集まっているのかなと思うインテリアたち。 勝手口のコ…

本の森を歩く vol.5

太平洋側はよく晴れています。 本の森を歩く。 さて、今日は「本の森を歩く」シリーズを始めるきっかけをくれた本のお話です。 日常的にテレビを見ない生活になり早7年。 芸能人と呼ばれる人たちの最新情報は7年前で止まっている。 ネットニュースを見ると知…

本の森を歩く vol.4

なかなかダウンジャケットの出番がやってきません。 本の森を歩く。 さて今回紹介するのは、 読んだ後に「よくやっています、花丸!」 と書いたメダルを首から下げてもらったような気持ちになった本です。 中村シュフさんの「主夫になってはじめてわかった主…

本の森を歩く vol.3

みなさま、こんばんは。 本の森を歩く。 第3回目の今日は素敵な絵本の紹介です。 長新太さんの「あるけ あるけ」 この絵本を読んだ人はみんな歩きたくなっちゃうんじゃないでしょうか。 わたしもこの絵本を読んだら外に飛び出したくなりました。 長新太さん…

本の森を歩く vol.2

早くも第2回目になりました。 本の森を歩く。 ニュージーランドの森を歩く日記はどうした?とツッコミたくなるところですが、12月に入ると色々な面で環境が整うので、そちらはそこで一気に書き進めたいと思います。 さて、本の話になりますが、わたしはと…

本の森を歩く vol.1

読んだ本を紹介するブログを書きたいな〜と思っていたところ、 今週のお題が「最近読んでるもの」。 なんてタイムリー!ということで 『本の森を歩く』と題して読んだ本を紹介したいと思います。 そう思ったきっかけも本なのですが、それはまた別の機会に。 …

秋の献立

目覚めるとしっかりした雨。 気がつけばあっという間に10月半ば。 今日は外で遊ぶこともできないので、みんなで図書館に出かけた。 図書館に入るとわたしはさーっと一人の世界に入り込み、色々な本をパラパラする。 読み聞かせをする声は全く耳に入ってこ…

TA DAY39 : 雄大な川、楽しい散歩

目覚める。 昨夜は遅くまで賑わっていたBarも 今朝はシーンと静かで、 時々ハイウェイを走る車の音が聞こえる。 朝食に山盛りのオートミールを食べ、8時半に出発。 草が腰の高さまである、急な坂道を上っていく。 いつものことだが、なぜか歩きながら自分の…

バニラエッセンス

わたしはプリンが好きである。 卵、牛乳、砂糖というシンプルな材料であんなにおいしい、ぷるぷるした食感のデザートになるんだから、感動的だ。 小学生の頃、「わかったさんのプリン」という本を読んだ。 最後にあるプリンのレシピを見てみると、材料も工程…

初めての刺繍

奇妙なカモシカの刺繍が完成した。 刺繍に興味を持ったのは2018年。 やりたい!と思ってすぐに刺繍枠を買った。 何度か基本の練習をしてみたけど、ゴールがないと針が進まずそのまま寝かせてしまっていた。 そしてついに、随分長い昼寝からお目覚め。 おはよ…

丁寧な暮らしに憧れていた

丁寧な暮らし。 それはわたしにとって長年の目標だった。 その気持ちに拍車がかかったのが、映画リトルフォレストを観た20代前半の頃。 古民家で暮らし、自分で作ったり採ってきた食べ物を加工して保存して。 季節とともに移ろいゆく生きるための“仕事”がと…

マオリ族の暮らし

ニュージーランドのケリケリ(Kerikeri)にある マオリミュージアムに行った時の話です。 マオリ族の暮らしがよくわかるように展示されている とても面白いミュージアムでした。 今、私たちの暮らしは機械で、自動でできる時代。 特に何も考えずとも、ボタン…

TA DAY38: ウルトラライト入門

朝6時。橋の下で目覚める。 斜めでぼこぼこしているところにテントを張ったので体が若干痛い。 朝ご飯にたくさんOATYを食べ、出発。 今日は15㎞先のMacer Motelを目指す。 15kmだけなんてほぼ0day!イエイ! なんて言えるようになった。 少しロード歩きをし…

雨の日さんぽ

久々のしっかりとした雨。 天気がいいとあれやこれや 外仕事をしたくなってしまうけど、 雨の日は思う存分家の中で過ごす決心ができる。 そしてこの雨の日も家でゆっくり過ごすことに。 ずっと気になっていた冷蔵庫の掃除。 わー!なんだか新品みたい!と 掃…

TA DAY37: 慣れから見えてくる新たな世界

目覚める。今日もいい天気。 ここ数日は森とこんな道路歩きの繰り返し。 旅が始まり1か月が過ぎた。 旅のドキドキワクワクよりも、 慣れというか、ちょっと同じ景色に飽きてきた、 という新しい感情が芽生え始める。 景色を楽しむというよりは、 歩きながら…

TA DAY36: 違いから考える

起きて朝食をすませる。 今日はClevedonというすぐ近くの町で買い物ができる日。 準備をしてClevedonまで少し歩く。 地図やトレイルノートの情報では結構大きな町かと思っていたが、 こじんまりとしたかわいい町だった。 お店もコンビニサイズぐらいの小さな…

楽しいサンドイッチ

今年は久しぶりにGWを満喫しました。 今住んでいる地域はGWに行事があるので、 ここ数年はずっと家で過ごしていて。 今年は色々な事情が重なり、 GWに旅をすることになりました。 またあのカフェに行きたいなー♪ あの公園へ行ってみるの楽しみだなー♪ そんな…

手作りの食器

昨年末に陶芸体験で作った食器を取りに行ってきました。 車で40分ほどドライブ。 作りに行った日は真冬だったので、冷たい雨と風のとても寒い日でした。 それがこの日はポカポカ陽気。 道端にはたくさんのお花。 誰かのお家のお庭にもきれいなお花。 春って…

目線

おばあちゃんにとって出川さんは男の子だった。 子どもの頃にテレビで見たときから わたしにとって出川さんはずっとおじさんだ。 でも、わたしも大人になったのに、 出川さんはおじいさんではなく、 おじさんをキープしているのがすごい。 出川さんおもしろ…

TA DAY35: 体が覚えているリズム

起きる。今日もいい天気。 今朝は先にテントをたたみ、近くの公園まで歩いて朝食をとることに。 公園には水道もトイレもあるのでとてもありがたい。 ここの公園はボタニックガーデンもあったり、 すごくきれいに整備されている。 日本だとこの規模きれいな公…

生きている

花粉症のみなさま、今日もご無事だったでしょうか。 この地球上で生き抜いていくには、 時に自分の体を変化させなければ 他の生命体と共存できない。 そう思ってしまうぐらい 今年の花粉は猛威をふるっている気がします。 寒い冬が明け、 春という新しい芽吹…

好きな気持ちは誰かと比べるものではないけれど。

改めて「好きなんですか?」と聞かれると返答に困る。 本当に山が好きな人たちの、山を語る時の目とか口調とか、 とにかく愛にあふれているし、 わたしはそこまでではないと自分で思う。 人と比べて、というよりは 自分が、好きです!と即答できない。 漫画…

TA DAY 34: やる気

目覚める。 朝食をとり、Jさんに挨拶をしてキャンプ場を出る。 Jさんのおかげでわたしは今日、やる気まんまんだ! わたしは英語ができないこともあり、 この旅で人と交流することに憶病になっていた。 でも、みんなそんなこと思っていない。 みんなわたしと…

TA DAY33: 優しさに包まれたなら

今日はわたしの靴のインソールを買いに行く。 そのため9時出発予定。 が、起きたら8時半だった。 ヨーグルトミューズリーを食べ、靴屋に向かう。 ケガによる足の痛みを少しでも緩和したい。 そこでインソールを買うことにした。 インソールって何?と思った…

靴を履くということ

外では靴を履くものだと思っていました。 でも、それはわたしの中の常識で、 そんなのどっちでもいいんだと知ると、 なぜだか心が軽くなりました。 こうしなければいけないと思い込んでいることも 世界に出ればそんなのどっちだっていいこともあって どうし…

TA DAY 32: 幸せのゼロ

久しぶりの0day。歩かない日。 気がつけば18日連続で歩いていた。 距離の短い日はほぼ休憩のような気分だったので、 まさかこんなに休んでいなかったとは思わなかった。 昔、水泳の北島康介さんが週1回OFFの日を作っていると言っていたことを思い出す。 一流…