目覚める。今日は足の痛みもなく大丈夫そう。
久々にスマホの電源を入れ、インターネットにつなぐ。
数日前の地震のニュースを見た日本の家族や友人からたくさんメッセージが届いていた。
無事だよ、のメッセージを返す。
たくさんの人に応援してもらっていること、そして心配もかけていることを改めて感じた。
わたしが今できることは無事にこの旅を終えてみんなにただいま!と言うこと。
今日は快晴!!気分も上がる。
初めはロード歩き。
起きた時は何ともないと思っていたが、ザックを背負い歩き始めると、再び左かかとに痛みが出た。
やっぱり痛めてしまったのかな・・・。
少しかばいながら歩く。
道路からこんな道になると少し痛みはマシになった。
歩きやすいように見えて、アスファルトって足に良くないんだな。
途中でWaipuという町を通る。
なんとそこで鳥ちゃんと再会した!!何日ぶりだろう。
彼女は少し先のキャンプ場に長く滞在しているらしい。
2人も今日そこまでおいでよ!と誘ってくれた。
鳥ちゃんは車で戻っていった。
この日はどこまで行くか決めていなかったけど、ひとまず誘ってくれたキャンプ場を目指してみることにした。
足の痛みがあったので、普段よりさらにゆっくりペースになってしまった。
もう陽が傾いてきたけど、目的地までもうしばらくかかりそう・・・。
鳥ちゃんが泊っているキャンプ場がなかなか見つからず、もう諦めてこの辺りでテントを張ろうということになった。
しかし、意外と家があったり、私有地だったりしていい場所が見つからない。
どうしよう、どうしよう、とゆるゆる進んでいたら、鳥ちゃんがいるキャンプ場を発見!
中に入っていくと、昨日別れたJくんたち4人組もいた!他にもハイカーが数人。
今日もペースが遅かったのでJくんたちとはもう会えないかと思っていたけど、また再会できて嬉しかった。
キャンプ場のオフィスに行くと、中から鳥ちゃんが出てきた。
「2人は部屋を使って!」
鳥ちゃんがわたしたちが来ることをオーナーに伝えてくれて部屋を用意してくれていたらしい。
Jくんたちもいて、あとから来たわたしたちだけ部屋を使うのも申し訳ない。
しかし、オファーを断るのも申し訳なかったので、お言葉に甘えることにした。
「夕食後またオフィスに来て!」
と鳥ちゃんに言われたので、ご飯を食べてオフィスに向かう。
オーナー夫妻と鳥ちゃんが一緒にご飯を食べていた。
「2人も一緒に飲もう!」
気さくなオーナー夫妻にも歓迎してもらい、ワインをごちそうになった。
手作りのニョッキもいただいた。ニョッキって初めて食べたけど、めっちゃおいしい。
オーナーの奥さんと鳥ちゃんはワイン片手に音楽に合わせ踊っていた。
鳥ちゃんは数日前に怪我をしたそうで、あと1週間ほどここに滞在するそうだ。
それにしてもこんなに仲良くなれるのってすごいなと思った。
鳥ちゃんの実家みたいだった。オーナー夫妻はとても素敵な人たちだった。
何時間話していただろう。お酒が弱いので結構酔っぱらってしまった。
外に出ると星がきれい。
テントのみんなはもう寝ている。
少しの申し訳なさと左足を引きずりながら部屋に戻った。
DAY22 Ruakaka Beach Holiday Park - DRAGON SPELL 24km (432km/3000km)
鳥ちゃんと一緒に歩いていた日の日記はこちら↓
kamoshikahiking.hatenablog.com
*********************
KAMOSHIKA HIKING カモシカハイキング
Te Araroa(テ・アラロア) ニュージーランド3000㎞の旅
■Instagram - イラスト中心に更新しています。
■You Tube - このセクションの動画はこちら↓
■LINE STAMP - カモシカハイキングのLINEスタンプです★
*********************