ゆるり、のんびり

暮らすように歩き、歩くように暮らす日々の記録

TA DAY22 : 痛みと共に

目覚める。今日は足の痛みもなく大丈夫そう。

久々にスマホの電源を入れ、インターネットにつなぐ。

数日前の地震のニュースを見た日本の家族や友人からたくさんメッセージが届いていた。

無事だよ、のメッセージを返す。

たくさんの人に応援してもらっていること、そして心配もかけていることを改めて感じた。

わたしが今できることは無事にこの旅を終えてみんなにただいま!と言うこと。

 

今日は快晴!!気分も上がる。

 

 

初めはロード歩き。

起きた時は何ともないと思っていたが、ザックを背負い歩き始めると、再び左かかとに痛みが出た。

やっぱり痛めてしまったのかな・・・。

少しかばいながら歩く。

 

道路からこんな道になると少し痛みはマシになった。

歩きやすいように見えて、アスファルトって足に良くないんだな。

 

 

牛は簡単に人を信じない

 

途中でWaipuという町を通る。

なんとそこで鳥ちゃんと再会した!!何日ぶりだろう。

彼女は少し先のキャンプ場に長く滞在しているらしい。

2人も今日そこまでおいでよ!と誘ってくれた。

鳥ちゃんは車で戻っていった。

この日はどこまで行くか決めていなかったけど、ひとまず誘ってくれたキャンプ場を目指してみることにした。

 

かわいいお花が咲く小道

 

足の痛みがあったので、普段よりさらにゆっくりペースになってしまった。

もう陽が傾いてきたけど、目的地までもうしばらくかかりそう・・・。

 

でもまあまあ元気そう

 

鳥ちゃんが泊っているキャンプ場がなかなか見つからず、もう諦めてこの辺りでテントを張ろうということになった。

しかし、意外と家があったり、私有地だったりしていい場所が見つからない。

どうしよう、どうしよう、とゆるゆる進んでいたら、鳥ちゃんがいるキャンプ場を発見!

 

中に入っていくと、昨日別れたJくんたち4人組もいた!他にもハイカーが数人。

今日もペースが遅かったのでJくんたちとはもう会えないかと思っていたけど、また再会できて嬉しかった。

 

キャンプ場のオフィスに行くと、中から鳥ちゃんが出てきた。

「2人は部屋を使って!」

鳥ちゃんがわたしたちが来ることをオーナーに伝えてくれて部屋を用意してくれていたらしい。

 

Jくんたちもいて、あとから来たわたしたちだけ部屋を使うのも申し訳ない。

しかし、オファーを断るのも申し訳なかったので、お言葉に甘えることにした。

 

「夕食後またオフィスに来て!」

と鳥ちゃんに言われたので、ご飯を食べてオフィスに向かう。

 

オーナー夫妻と鳥ちゃんが一緒にご飯を食べていた。

「2人も一緒に飲もう!」

気さくなオーナー夫妻にも歓迎してもらい、ワインをごちそうになった。

手作りのニョッキもいただいた。ニョッキって初めて食べたけど、めっちゃおいしい。

 

オーナーの奥さんと鳥ちゃんはワイン片手に音楽に合わせ踊っていた。

鳥ちゃんは数日前に怪我をしたそうで、あと1週間ほどここに滞在するそうだ。

それにしてもこんなに仲良くなれるのってすごいなと思った。

鳥ちゃんの実家みたいだった。オーナー夫妻はとても素敵な人たちだった。

 

何時間話していただろう。お酒が弱いので結構酔っぱらってしまった。

外に出ると星がきれい。

テントのみんなはもう寝ている。

少しの申し訳なさと左足を引きずりながら部屋に戻った。

 

DAY22   Ruakaka Beach Holiday Park -  DRAGON SPELL 24km (432km/3000km) 

 

鳥ちゃんと一緒に歩いていた日の日記はこちら↓

kamoshikahiking.hatenablog.com

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KAMOSHIKA HIKING カモシカハイキング 

Te Araroa(テ・アラロア) ニュージーランド3000㎞の旅

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