ゆるり、のんびり

暮らすように歩き、歩くように暮らす日々の記録

歩くことを決めるまで

ロングトレイルを歩くことはさらっと決めたけれども、

アウトドア人間ではない私がなぜ歩こうと思ったのか。

 

本当の始まりはいつなのか?

それは小学生時代まで遡る。

(KAMOSHIKA HIKINGにちなんでここから私のことはKAMOと呼んでみます。)

 

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小学生の時にアニメ「アルプスの少女ハイジ」と出会い、衝撃が走る。

藁のベッドで眠り、ヤギの世話をし、おいしいものを食べ、自然の美しさに感動しながら、1日が終わる。

「こんな暮らしがしたい。わたしは将来ハイジになろう。」と心に決めて、

いつか旅に出ることを夢見ながら小中高校生を過ごした。

 

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あまり読書は好きではなかったが、ふと手に取った旅の本をきっかけに、

自転車や歩いて旅をする本や映画に没頭するようになる。

バスや電車での旅ではなく、自分の足で旅することに憧れるようになる。

学校の先生やアルバイト先に旅の先輩となる人たちがいて、

カモが旅に憧れていることを自分から話した覚えはないのだが、

先輩たちから旅の話をたくさん教えてもらったのも自分にとっては大きなきっかけだったと思う。

 

その後、急に世界を目指し始めたり、日本の生活も面白くなってきたり、紆余曲折あって時が過ぎ。

このまま旅をせず日本で過ごすのもありかな~とも考えていたところ、

自分の足で旅ができるロングトレイルの誘いによって、再び旅への情熱が燃えだしたのだった。

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 日帰りの山登りに1度行っただけの経験値で歩くことを決意してしまったKAMOであった。

 

 

一方、パートナー(ここではカモシカのSHIKAと呼ぼう)がロングトレイルに出会うまではどうだったのか。

 

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いつからか山に登り始め、山登りが大好きになる。

そんな時、ある雑誌の中にニュージーランドロングトレイルTe Araroaの記事があり、SHIKAの中で衝撃が走る。(カモシカには衝撃走りやすいのだろうか?)

そこにはニュージーランドの美しい森やトレイルの写真があった。

こんな美しい自然があるのか!!この自然にどっぷり浸りたい!!

そしてSHIKAの中で「Te Araroaを歩く」という目標ができる。

歩くことに迷いもあったそうだが、歩かないと後悔すると思い決心した。

 

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その前に日本アルプスを歩こうと考え、太平洋海抜0mから日本海海抜0mまでを山道を結んで歩く旅をした。1か月とちょっとかかった。

 

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そしてニュージーランドへの準備を進める中、

せっかく歩くなら2人のほうがおもろそう!ということで、

私KAMOがいざなわれ、KAMOSHIKA HIKINGのTe Araroaの旅がスタートすることとなった。

 

 

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前置きが長くなりましたが次回からはいよいよ日本を旅立ちます!

(これがまた長い・・・苦笑)