ゆるり、のんびり

暮らすように歩き、歩くように暮らす日々の記録

【衣・住】家電は家事から人を開放するのか

少し前まで私は家事に追われていた。

朝起きてから洗濯、食事の準備、掃除、子どものお世話が毎日毎日降りかかってくる。

一つの家事が終わったと思ったらまた次がやってきて、

こっちが終わる前にあっちもやらなきゃ、こっちもやらなきゃ。

そして気が付いたら1日も終わりに近づき、

一番忙しい夕方の時間になりまた家事が迫ってくる・・・。

そんな日々を繰り返し、正直毎日疲れ切っていた。

もちろん、こんなブログなんて書く余裕もなく。

 

その時、ふとこんな疑問が。

 

昔の人はもっと手間のかかる暮らしをしていた。

今は便利な家電があるのに、どうしてこんなに忙しいのだろうか。

家電は家事から人を開放するのではなかったのか。

 

疲労困憊だったころの朝のルーティーンは

起きてすぐに洗濯機を回し、

その間に朝食をすませ、朝食の後片付けが終わらないうちに

子どもに呼ばれ、そして洗濯が終わり洗濯機に呼ばれ、

「ああ、洗濯が終わったから早く干さないと。」

と思いながら子を寝かしつけ、朝ご飯の片づけをして、

洗濯物を干し始めると、子どもが目覚め、

「ああ、洗濯物が終わっていない。」

と思いながら子どものおむつ替えなどなど・・・。

 

 

あれ?なんか私洗濯に追われてない????

 

そこで洗濯機の本質を見つめ直し、

洗濯機は家事を省力化するもの、自由な時間を与えてくれるもの

と考え、翌日から洗濯機との付き合い方を変えてみた。

 

朝起きてから洗濯機のスイッチを入れる前に朝ご飯などいつもの家事をして、

朝すべきことが全て終わってから洗濯機を回す。

そうしたら、なんと、

 

 

洗濯機を回している時間がフリーになるのだ!(当たり前)

 

 

ほんの30分程度だが素晴らしい自由時間!

ちょっと本を読んだり、子と遊んだり、

ブログ書いちゃおうなんて思える余裕が生まれた。

 

洗濯物はすぐに干さないと臭くなるな~

早く干さないと今日中に乾かないな~

そんな思いを抱えながら他のことをするストレス。

そう、私は家事に追われていたのではなく、

家事を助けてくれるはずの洗濯機に追われていた。

 

そして洗濯を一番最後に持ってきても

結局は一通りの家事が終わる時間は変わらない。

朝ご飯を静かな空間で食べることができるし、

一つ一つの家事をゆったりとした気持ちで取り組むことができ、

気になっていたキッチン棚の片づけができたり、

いつもできないところの掃除までできたりと

より丁寧に一つの仕事と向き合うことができる。

さらに自由時間も生まれる!!!

 

いいことばかりだった。

 

<本日の考察>

(うまく付き合えば)家電は家事から解放してくれる

 

マルチタスクが当たり前!っていう人にとっては洗濯機を回しながら家事をすることが全然苦ではないらしい。すごい。)