ゆるり、のんびり

暮らすように歩き、歩くように暮らす日々の記録

TA Day9 : どろどろ森での出会い

前日遅くまで歩いたので、7時半に起床。

キャンプサイトはこんなにきれいなところだったのかと朝起きてから知る。

f:id:kamoshikahiking:20210320162132j:plain

 

この日はMangamuka Routeを歩く。

f:id:kamoshikahiking:20210320161504j:plain

 

森に入るまでしばらくは牧場わきの道歩き。

f:id:kamoshikahiking:20210320163459j:plain

 

疲れたら15秒休憩(フリーハンド進化版)。

f:id:kamoshikahiking:20210320162302j:plain

荷物を減らしたが、まだ重い。

もっと減らせる。

 

森に入ると今日も絶好調のどろどろ道。

f:id:kamoshikahiking:20210320163556j:plain

トレイルノートにはMuddyと書いてある。

TAを歩いていなかったらなかなか出会わなかったであろう英単語。

Muddyだったが、幸い登りばかりだったので、

しんどさと勝負すればいいだけだった。

下りの恐怖にはできれば出会いたくない。

 

Muddy登りを歩いていると向こうから人が!!

初めて森で人に出会った。

 

アメリカからTAを歩きに来ていて、

この先のPaihia(パイヒア)からCape Reinga(ケープレインガ)、

つまり私たちと逆方向に歩いているらしい。

この先もずっとMuddyだよ!と教えてくれた。

アメリカの人からもニュージーランドのどろどろの森は驚きのようだ。

 

この日はどろどろに加えて、草木も結構攻めてきている道だった。

f:id:kamoshikahiking:20210320163018j:plain

何とか道しるべが見える。 

 

 

緑色の鳥の卵のようなものが落ちていた。

f:id:kamoshikahiking:20210320163253j:plain

 

きつい道ではあったが、森が深くて、緑がきれいで、

歩いていてとても楽しかった。

ゆっくり楽しみながら歩いていると、

3人組のTAハイカーが後ろからやってきた。

3人とも急な坂道をすたこらさっさ~と登っていく。

すごい体力だ~。

 

ちょっと疲れていたけど、途中で森が開けて見晴らしがよく、元気が出た。

f:id:kamoshikahiking:20210320165302j:plain

 

前日に比べると割とスムーズに歩けていたつもりだったが、

10kmちょっとしか進めていなかった。

暗くなってきたのでテントを張る場所を探しながら歩く。

道が狭く、木の根っこが多い道だったのでなかなか見つからなかったが、

30分ぐらい歩いたところにテントを張れるスペースがあったので

今日の寝床が決まった。

 

靴もズボンもどろどろなので、テントに入る前に脱いで、

絞って、濡れた臭~い靴下をテントの中に干した。

最初はちょっといやだな、、、と思ったけど、数分で慣れた。

 

どろどろの靴下を絞った手でトルティーヤを食べるのも

少し抵抗があったが、食べてしまえば気にならなかった。

トルティーヤを食べ、モッカチーノを飲んで幸せな気持ちになった。

これがベストの夕食だ。

 

DAY9 Takahue Trampers Campsite - Raetea Forest 13km (149km/3000km)

 

*********************

KAMOSHIKA HIKING カモシカハイキング

Instagram - イラスト中心に更新しています。

f:id:kamoshikahiking:20210320170427p:plain @kamo.shikahiking

 

You Tube - どろどろ森の動画はこちら↓ 

(どろどろ感はお伝えできていませんが、森の美しさと鳥の声をお楽しみください。)

youtu.be

*********************