前日遅くまで歩いたので、7時半に起床。
キャンプサイトはこんなにきれいなところだったのかと朝起きてから知る。
この日はMangamuka Routeを歩く。
森に入るまでしばらくは牧場わきの道歩き。
疲れたら15秒休憩(フリーハンド進化版)。
荷物を減らしたが、まだ重い。
もっと減らせる。
森に入ると今日も絶好調のどろどろ道。
トレイルノートにはMuddyと書いてある。
TAを歩いていなかったらなかなか出会わなかったであろう英単語。
Muddyだったが、幸い登りばかりだったので、
しんどさと勝負すればいいだけだった。
下りの恐怖にはできれば出会いたくない。
Muddy登りを歩いていると向こうから人が!!
初めて森で人に出会った。
アメリカからTAを歩きに来ていて、
この先のPaihia(パイヒア)からCape Reinga(ケープレインガ)、
つまり私たちと逆方向に歩いているらしい。
この先もずっとMuddyだよ!と教えてくれた。
アメリカの人からもニュージーランドのどろどろの森は驚きのようだ。
この日はどろどろに加えて、草木も結構攻めてきている道だった。
何とか道しるべが見える。
緑色の鳥の卵のようなものが落ちていた。
きつい道ではあったが、森が深くて、緑がきれいで、
歩いていてとても楽しかった。
ゆっくり楽しみながら歩いていると、
3人組のTAハイカーが後ろからやってきた。
3人とも急な坂道をすたこらさっさ~と登っていく。
すごい体力だ~。
ちょっと疲れていたけど、途中で森が開けて見晴らしがよく、元気が出た。
前日に比べると割とスムーズに歩けていたつもりだったが、
10kmちょっとしか進めていなかった。
暗くなってきたのでテントを張る場所を探しながら歩く。
道が狭く、木の根っこが多い道だったのでなかなか見つからなかったが、
30分ぐらい歩いたところにテントを張れるスペースがあったので
今日の寝床が決まった。
靴もズボンもどろどろなので、テントに入る前に脱いで、
絞って、濡れた臭~い靴下をテントの中に干した。
最初はちょっといやだな、、、と思ったけど、数分で慣れた。
どろどろの靴下を絞った手でトルティーヤを食べるのも
少し抵抗があったが、食べてしまえば気にならなかった。
トルティーヤを食べ、モッカチーノを飲んで幸せな気持ちになった。
これがベストの夕食だ。
DAY9 Takahue Trampers Campsite - Raetea Forest 13km (149km/3000km)
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KAMOSHIKA HIKING カモシカハイキング
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(どろどろ感はお伝えできていませんが、森の美しさと鳥の声をお楽しみください。)
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